バンダイナムコ、投資ファンドの名称変更と60億円以上の投資を発表…スタートアップとの連携強化に投資枠を拡大 | GameBusiness.jp

バンダイナムコ、投資ファンドの名称変更と60億円以上の投資を発表…スタートアップとの連携強化に投資枠を拡大

バンダイナムコエンターテインメントは、スタートアップ投資ファンドを「Bandai Namco 021 Fund」に改称し、投資額を増額しました。

企業動向 資金調達
バンダイナムコ、投資ファンドの名称変更と60億円以上の投資を発表…スタートアップとの連携強化に投資枠を拡大
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バンダイナムコエンターテインメントは、2022年より運営しているスタートアップ投資ファンド「Bandai Namco Entertainment 021 Fund」を「Bandai Namco 021 Fund(バンダイナムコ ゼロトゥワン ファンド)」に改称し、投資額を増額しました。

Bandai Namco 021 Fundの投資対象は、「エンターテインメント領域における新規IPの創出や、新たなエンターテインメントビジネスを展開するスタートアップ」または「優れたゲームタイトルを共にワールドワイドで届けたいと考えている国内外のゲーム開発スタジオ」です。プレシードからレイターステージまで、幅広いステージの企業に出資します。投資規模は60億円以上。チケットサイズは数千万円から3億円に設定されています。

今回の増額は、バンダイナムコグループが新中期計画(2025年4月~2028年3月)で掲げる新規IP創出」「新たな事業の柱の獲得」を目指すための取り組みです。中長期ビジョン「Connect with Fans」のもとにファンとのつながりを重視しながら、グループ内での連携強化に加えて外部連携を加速していきます。ファンドを通じて、既存のエンターテインメント事業の強化と次世代エンターテインメント事業の創出に向けた投資を実施する方針です。

既存出資先に対しては成長を支援する追加出資や、新規IP、新規事業の創出・獲得に向けた積極的な出資とともに協業を推進。また、ゲームスタジオを対象に追加したことにより、同社が強みとするワールドワイドでのパブリッシング力やマーケティング力を活かし、出資先との協業を通じて世界中のファンに良質なゲームタイトルを届けることを目指します。

バンダイナムコは、既存出資先への追加出資実績も公開しています。2.5次元IPの開発および運営を行うウタイテに対しては、新領域でのIP創出の知見を共有し、さらなるシナジーを創出するため、追加出資を実施しました。

インド市場を中心にスマートフォン向けゲームアプリの開発・パブリッシング、独自のゲーム開発エンジンプラットフォームの開発・提供を行うSuper Gaming Pte Ltdに対しても、追加出資を実施。両社の関係性を強化し、インド市場をはじめとする新興市場への理解を深めることで、これらの地域における事業展開を加速します。

主な出資実績

《GameBusiness.jp》

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